外壁塗装にかかる費用の内訳とは?見積書の見方や注意点を解説

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外壁塗装を行う際にかかる費用は「作業料」や「塗料代」だけではありません。
見積書を作ってもらうと内訳がある程度分かりますが、説明してもらわないと分からないことも多いでしょう。また、見積書だけでは分からない費用などもあります。
この記事では、外壁塗装でかかる費用の内訳や見積書の見方、見積書を確認する際の注意点などを解説します。
外壁塗装の塗り直しを検討している方は、参考にしてください。

外壁塗装にかかる費用の内訳とは?

はじめに、外壁塗装にはどのような費用がかかってくるのか、その内訳を解説します。
外壁塗装の費用と聞いてイメージするのは、「塗料の費用」や「人件費」です。
しかし、外壁塗装にかかる費用はそれだけではありません。ここで1つ1つ説明していきます。

原材料費

原材料費とは、外壁塗装に必要な材料です。筆頭は塗料代ですが、養生に使うビニールの費用や飛散防止のネット代、ハケ代などが該当します。
また、外壁が傷んでいればそれを修繕するサイディングボード代や充填剤の費用などもかかります。
この中で最も大きな割合を占めるのが塗料代ですが、耐久度の高い塗料を使うほど費用は高くなる傾向です。

人件費

外壁塗装を行ってくれる職人さんに払う人件費です。「工賃」となっているケースもあります。職人さんが多くなるほど、人件費も上がります。なお、1日いくらという計算をすることが多いので、工期が長くほど人件費も高くなるでしょう。

足場代

足場とは、外壁塗装を行う際に家の周囲に作るものです。平屋でも、手の届かない場所を塗るために足場設置は必要です。建物が高く、そして大きくなるほど足場代も高くなります。
足場は業者が自社で持っている場合と足場を組む専門業者に依頼する場合があります。

その他諸費用

諸費用には、職人達が現場まで移動する費用や駐車代、近所に工事のあいさつをする際の粗品代、保健日、印紙代、書類作成費などが該当します。ほかの費用に比べると個別の費用は
安価ですが、まとまるとそれなりの額になることもあります。

外壁塗装の費用をやみくもに安くする問題点

外壁塗装を行うと、数十万円以上の費用がかかります。「できるだけ安く済ませたい」と考える方も多いことでしょう。
しかし、外壁塗装の費用をやみくもに安くするとさまざまな問題が起こります。
ここでは、外壁塗装の費用の中で削るべきではないものを解説します。

塗料の質を落とさない

外壁塗装に使う塗料には、「アクリル塗料」「ウレタン塗料」「シリコン塗料」などの種類があります。
外壁塗装に仕様する塗料の値段は1㎡当たりで計算しますが、1㎡当たりの費用が安い塗料は、耐久力が低めです。
10年ごとに塗り直さなければならない塗料と、15年持つ塗料では、長い目で見れば安い塗料のほうが費用はかかります。
外壁の素材によっては使えない塗料もありますが、階層があって広い建物ほど耐久性が高い塗料を使ったほうがトータル的にお得です。

足場代無料に要注意

足場代は、工事費の約20%を占めるほど大きなものです。そのため、業者によっては「足場代を無料にします」とセールスをかけてくるところもあります。一見するとお得に思えますが、このような業者の中にはほかの費用を上乗せしてくることもあるので、気をつけなければなりません。
むしろ、足場代をしっかりと支払った方が、会計が明瞭で安くつくこともあるでしょう。

工期を無理に縮める問題点

外壁塗装の工賃は1日いくらで計算するため、工期が長くなるほど費用が上がりがちです。そのため、「何とか安くならないか」と工期の短縮を打診したくなることもあるでしょう。
しかし、外壁塗装を美しく耐久性が高く行うには、外壁の洗浄、修理、下地塗装、外壁塗装と段階を踏んでいくことが重要です。
必要な工程まで省いて工期を短縮すれば、耐久性が下がりできあがりもいまひとつになります。そのため、結果的に費用が嵩むこともあるでしょう。

外壁塗装は追加料金がかかることもある

外壁は家を風雨から守ってくれる大切なものですが、知らないうちに傷みが進んでいることもあります。
そのため、見積もりを出してもらったが、いざ外壁塗装をはじめていたら想像以上に外壁が傷んでおり、補修のために追加料金が必要になることは、決して珍しくありません。
ただし、悪徳業者の中には「追加料金がかかることがある」と前置きして施主が同意すると、さまざまな理由を付けて料金を追加してくることもあるでしょう。
それを防ぐためには、契約の際に「追加料金が必要な事項」について説明を受け、「追加料金」が発生したときも、しっかりと説明をしてもらい納得したら了承するようにするのがおすすめです。
そうすれば、不必要な加算を防ぐことができます。

見積書の見方のポイント

最後に、見積書をどうみれば業者が適切な額を提示しているのか分かるのか、を解説します。

必要な費用が含まれているか

外壁塗装を行うには、塗料と職人さんの工賃以外にも「足場代」「養生するための材料代」「下地代」などが必要です。
一見すると安く見える見積もりでも、確認したらごく一部の費用しか含まれていなかったというケースもあります。
一体何が見積書に含まれているか、確認しましょう。

長い目で見て費用を考える

外壁塗装は10~15年に一度塗り直しが必要です。しかし、工事のやり方によっては15年以上経っても問題が出にくかったり、逆に10年未満でもやり直しが必要になったりするでしょう。
相見積もりをしたときに、ほかの業者よりも若干高めであってもほかの業者が施工したときより、5年長く持つならばトータルでは高い業者のほうがお得です。
また、アフターフォローが手厚い業者は何かあっても安心できます。

中間マージンを考える

業者によっては、依頼した仕事を下請け業者にそのまま丸投げすることがあります。
特に、全国規模の会社だと「仕事は当社が受けるが、実際作業をするのは地元工務店」というケースも多いです。
このような場合は中間マージンが発生する分、費用が高くなりがちです。
自社工事の会社に依頼すれば、中間マージンの発生を防げます。

相見積もりをした場合のチェックポイント

相見積もりをすると、その地域の費用相場がおおよそ分かります。費用が極端に高い業者はもちろんのこと、低い業者も注意しましょう。
商売で外壁塗装を行う以上、儲けが出ない額で見積もりを出すには何か理由があるはずです。追加料金がかかる、いいかげんな工事をするといった可能性もあるので、依頼しない方がおすすめです。

まとめ

今回は外壁塗装を行う際の費用の内訳などを解説しました。費用が安いに越したことはありませんが、費用を抑えて耐久性まで下げては意味がありません。
アクティブソウワンは地元に密着し、高品質な塗料を使って丁寧な工事を行います。
当社より安価で工事を請け負う会社もありますが、工事の質の高さ、耐久性、アフターフォローの手厚さはどの社にもまけません。外壁塗装を依頼する会社選びで迷っている方は、ぜひ当社にご相談ください。

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