汚れにくい外壁の色は何色？ 満足いく色選びのポイント共に解説

外壁の色は、家の印象を左右する大事なパーツです。その一方で、外壁の色選びに失敗するケースは、決して珍しくありません。
特に汚れが目立つ色を選択してもらうと、メンテナンス費用も嵩んでいきます。
今回は、外壁の色選びで失敗しないポイントや、汚れにくい外壁の色について解説します。

注文住宅を建築予定の方や外壁塗装の塗り直しを検討している方は、ぜひ参考にしてください。

外壁の色選びで失敗したと実感するときは？

塗料の技術進歩により、外壁塗装に使えるカラーの種類は豊富です。その一方で、いざ外壁塗装が終ったら「失敗した」と後悔するケースも増えています。
外壁塗装の色選びで失敗したと実感するときの代表例を以下に紹介します。

• 外壁の色がイメージより明るい（暗い）
• 外壁の色が周囲の家と違いすぎて、自宅だけ浮いて見える
• 汚れが目立ちやすく、メンテナンス費用がかかる
• 退色が激しく、短期間で塗り直しをすすめられた

色のイメージが見本で確認したものと実際の仕上がり具合が違うくらいなら、「次に気をつけよう」と我慢もできるでしょう。
しかし、退色が激しかったり汚れが目立ちやすかったりする色はメンテナンス費用も余計にかかり、経済的な負担も増えてしまいます。

汚れが目立つ色と目立たない色の特徴

では、汚れが目立つ色と目立たない色には、それぞれどんな特徴があるのでしょうか？

ここでは、それぞれの特徴について解説します。

汚れと同化しやすい色は目立ちにくい

外壁につく主な汚れは、土・ほこり・カビ・藻・雨だれ・排気ガス由来の汚れなどです。
その色は、灰色、ベージュ、モスグリーンなどが多く、この色に同化できる外壁の色ならば、汚れは目立ちにくいでしょう。

一例を挙げると、ベージュ・明るめのブラウン・グレー・モスグリーンなどです。

これらの色は、外壁のスタンダードな色でもあります。 昔から使われてきた色はにはそれなりのメリットがあるのです。

黒は汚れが目立ちやすい

汚れが目立ちやすい外壁の色としては、真っ先に「白」があげられます。
明るい白は建物に清潔感と明るい印象を与えますが、やはり汚れはとても目立ちます。
特に、暗いグレーなど濃い色の汚れほど遠くからでも分るでしょう。

一方、汚れが目立ちにくいイメージがある「黒」も実際は汚れが目立ちやすい色です。
黒い外壁はスタイリッシュで重厚な印象を与えるため、人気があります。
しかし、土ぼこりなど白っぽい汚れがつくと、そこだけ浮かび上がるように目立ってしまうでしょう。

家の近くにグラウンドなどむき出しの地面が多いところは、黒い外壁はおすすめできません。

見落とされがちな退色

汚れではありませんが、退色のしやすさも外壁を選ぶ際の考慮にいれておきましょう。

赤・紫・黄色などの色は退色しやすい傾向があります。

赤や紫などをそのまま外壁に使うケースは少ないですが、白や黒の外壁の差し色として赤や紫、黄色などが使われることも多いです。
白と黒は汚れが目立ち赤や紫は早々に退色してしまったら、メンテナンスに手間がかかります。

汚れが目立ちやすい色を外壁に使いたい場合の方法

黒や白は汚れが目立ちやすいですが、それでも「外壁の色は白（黒）がいい」と考えている方もいるでしょう。
その場合、小まめにメンテナンスをするか汚れがつきにくい塗料を使うことがおすすめです。

現在は技術の進歩により「無機ハイブリッド塗料」や「フッ素セラミック変性樹脂塗料」「光触媒塗料」など、防汚機能が高い塗料が開発されています。
防汚機能の強い高い塗料を使えば、汚れがつきにくいだけでなく耐久性も高いのでメンテナンスの頻度も下げられます。

高機能塗料を使うメリット・デメリット

「無機ハイブリッド塗料」や「フッ素セラミック変性樹脂塗料」「光触媒塗料」などは、「高機能塗料」とも呼ばれています。
ここでは、高機能塗料を使うメリット・デメリットを解説します。

高機能塗料を使うメリット

高機能塗料は、前述したような防汚機能をはじめとする複数の機能を持ちます。
耐久性も高いので、塗り替え頻度も下がるでしょう。
そのため、頻繁に塗り替えを行えない高層マンションやビルなどの外壁にも適しています。

また、断熱効果と防汚機能を併せ持つ塗料を利用すれば、光熱費の節約もできるでしょう。

高機能塗料を使うデメリット

高機能塗料がその機能を十全に発揮するには、正しい塗り方で塗布しなければなりません。

そのため、塗料メーカーは新しい塗料が開発されると講習会を開いて、業者に塗布方法を教えることも多いです。
新しい高機能塗料ほど正しい塗り方ができる業者が少なく、業者探しに苦労することもあります。

また、高機能塗料は広く流通している塗料に比べて、どうしても1㎡当たりの費用が高めです。

耐久年数から考えると塗り替えしの頻度が少なくなる分トータルでは費用節約になりますが、一時的に高額な費用を払わなければなりません。

高機能塗料を使うなら業者選びが大切

前述したように、高機能塗料を使うならば業者選びが大切です。
今は、多くの業者がホームページで使用している塗料を公開しています。
それをよく確認して、防汚機能がある塗料を選びましょう。

なお、光触媒機能のように「日光が当たらない場所では、塗料の効果を十分に発揮できない」といったデメリットを持つ塗料もあります。

業者とよく相談して自宅にあった塗料を用いることが大切です。

防汚機能が高い塗料を使った塗装ならば　
「アクティブトソウワン」にお任せ

「アクティブトソウワン」は、無機ハイブリッドをはじめとする数々の高機能塗料をつかった外壁塗装の実績を持ちます。

外壁塗料は、塗料選びはもちろんのこと業者選びも大切です。
塗料がいくらよくても塗装する業者の腕が悪ければ、効果は発揮できません。

「アクティブトソウワン」は豊富な実績を持ち、塗装には絶対の自信があります。

塗装業者選びに迷ったら、「アクティブトソウワン」にご相談ください。